NK weekly
2006.11.11 | 石ころでできた自然シンポジウム |
あいにくの天候で、来場された方は多くはありませんでしたが、討論は活発でした。 大学には行けなかったが、こうして大学で若い人と一緒に勉強ができてよかったという発言もあり、大学の地域での役割を考えさせられました。 これからも社会に向けて発信していくことも視野に入れて研究室の活動を組み立てていきたいと思いを新たにしました。 発表してくれた柴田さん(コアジサシ)、野村くん(カワラバッタ)、岡田さん(ニュージーランドの保全活動)ありがとうございました。(倉本 宣) |
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2006.10.15 | 3年生の卒論指導その後 |
今も引き続き、3年生の卒論テーマの具体化作業を行っています。 長尾くんとは八王子市の山奥(高尾駅からバス代430円)まで行って、研究の見通しがありそうなことを確かめました。長尾くんは間伐したスギが横に倒してある斜面を器用に歩いていました。私は2回しりもちをつき、体重を減らさないとだめだと思いました。 大原さんとは、ホオノキの果実を探しに黒川に行きました。ホオノキの下にいたら、1個落ちてきました。 圓實さんとも材料について話しました。 笹目さんには研究発表と英語の本を紹介しました。 高橋くんは植林のことを研究したいので、一緒に林学の本を集めることにしました。(倉本宣) |
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2006.9.24 | 3年生をテーマにかかわる方に引き合わす |
応用植物生態学研究室には10名の3年生が所属しています。7月末に卒業研究のテーマを発表してもらい、それぞれの学生が必要としていることをある程度把握しています。夏休みは学生が不在でできなかったのですが、後期の授業が始まったので、3年生をテーマにかかわる方に引き合わせて研究計画をもっと具体的にする活動を始めました。 トップバッターは永井さんです。23日に立川市にある東京都農業試験場に久野春子さんを訪ねました。試験場を案内していただいた後で、大気汚染や地球温暖化の研究について私たちが考えていることをお話して、久野さんの研究成果をうかがいました。私にとってもためになる情報で、黒川の調査項目が一つ増えました。永井さんにとってもおもしろかったようです。 25日には長尾くんと東京都の森林再生係に行きます。研究は同じような興味を持った人のネットワークのうえで成り立つものなので、私の知り合いにも限りがありますが、3年生それぞれにテーマにかかわる方を引き合わせてあげたいと思っています。 引き合わされる方にはご迷惑かもしれません。問題があったら、私にお知らせください。(倉本宣) |
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2006.9.18 | 緑化工学会で考えたこと |
9/15-17に明治大学で緑化工学会大会が開催された。私は開催校としてのしごとをしていたので、講演を聴いたりポスターを見たりする時間はほとんどなかった。 理事会、総会で学会の改革案が提案された。私がこの学会に入会したのは農工大の亀山先生が会費の安い学会があるから入らないかとおっしゃった十数年前で、理事を何期か担当し、私にも応分の責任があるので、学会の魅力を増すためにできることをやっていこうと考えている。 そのひとつが、今大会で2回目を迎えた学生の集まり、学生セッションである。現状では参加している学生に占める会員の割合は高いとはいえないが、論文の投稿先として緑化工学会が好まれるようになれば、もっと会員の割合も増えることであろう。中心になって運営してくれた芦澤くんには心からお礼をいいたい。 学生セッションのように、学会を舞台にして、たくさんのことが行われるようになれば、それで学会の魅力が増すように思われる。もちろん、会員のニーズの高い事柄を選べば効率的かもしれないが、必ずしもニーズが高くないことであってもたくさん用意することの方が今は大事だと思う。(倉本宣) |